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「ああ、言い忘れていたけど中のそれ、俺が射精したら割れて中身出てくるから。」
今更そんな事を言われても、球は奥深くに入り込んでしまってもはやどうしようもない。
けれど、根源的な恐怖で這って逃げようとするが、肩を掴まれて先程よりも深く穿たれてしまう。
「ひっ、ああッ、やりゃ、こわい、こわぃ……、きもちいーのやりゃぁっ。」
シーツを引掻いて兎に角今襲い掛かる快感を逃そうとするが上手くいかない。
すでに目の前はチカチカとしていて、自分が今イっているのか、そうでないのかもよくわからない位滅茶苦茶になっているのに、これ以上酷い状態になるのは無理に決まっている。
なのに、クロード様は容赦なく腰を打ち付けてくる。
奥で残ったいくつかの球がカチャカチャと当たって反動で腸壁にこすりつく。
それがたまらなくて、でも、これ以上されるのは怖くて、訳が分からなくなる。
涙と、よだれとがこぼれ落ちるけれど、気にしている余裕はなかった。
「なあ、中に出すのと外に出すのとどちらがいい?」
俺に覆いかぶさって、耳元でささやかれる。
「外っ、抜いて!……もう、むりぃッ。」
懇願すると、ひときわ強く打ち付けられる。
それから、肩に噛みつかれた。
痛みで少しだけ正気を取り戻す。
「残念だけど、やっぱりそれはできないな。」
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