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雨神と友達
「お前に友達とかいるの?」
「なにをいうか、お主は、神々とは人間界を常時見守る存在にして、そんなうわついた存在とは」
「本当は?」
「おらん、存在したことがない」
そしてガチ泣き。
下界の 天気予報は狂いまくっていることだろう。
「ふえ、お、お主こそ、疫病神になるくらいだから」
「もちろんいないよ、友達なんて」
友達ってなにそれ、美味しいの?
「絶品じゃろうな」
「一度食べてみたいな」
そして二人でため息をつく。
今日も天界は平和だ。
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