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僕らの親のさらに親の世代の頃の話によると、地球温暖化という現象が世界的に危険視され、対応策について色々と叫ばれていたのだという。温暖化を起こす原因となった根本は、更にもっと昔にさかのぼるとも言われているけど、解決されてしまうとそういう歴史は廃れて行くのだろう。僕には、良く分からない事だ。
とにかく昔、多くの人が普段とは違う、異常と感じる気候変動を知覚出来るようになったそうだ。その原因を突き詰めた結果が地球温暖化だったらしい。
地球温暖化とは何か、と云えば……その名前の通り僕らの住むこの星が全体的に温暖化……暖かくなっているという事だ。
平均にして1度から3度。たったそれだけの気温上昇で地球のあらゆる地域の環境が急激に変化して、様々な影響が出て困った状況になったそうだ。
南極の氷が融けて穴が開いたとか、海面が上昇して海に飲まれる島が出て来たとか。砂漠がどんどん広がったとか、森林が次々に枯れてしまったりとか。
生息していなかった生物が、思いもよらない所で生育したり。
天候不順で、作物が育たないとか。
想定していない大災害が起きやすくなった、とか。
地球温暖化を根底から抑えるために、ざまざまな草の根的活動が行われたという。今もその運動が当然の習慣のように続いている。
ゴミの分別だってそう。省エネだって、元をたどればその『地球温暖化』が問題だから提唱され始めた事だと云う。
なぜこんな事をするのだろう?という物事は結構一杯あって、その根本を辿れば『地球温暖化』という問題があったから、というのは良くある話でああ、またそれが問題なのかと思うのは僕だけではないだろう。
人工日食についてもそうなんだ。
冒頭エネルギー問題がどうこう、とか話をしたけれど本当はその前に『地球温暖化』問題があったらしい。
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