雪のトラブルで彼女を救う

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保育園とか子供を預けている職員は、この大雪の中、早く迎えに行かないといけない。 だけども、駐車場内はスタックしている車がたくさんいて大混乱していた。 僕は事務長から電話がかかってきて助けに行くことになった。 電話番はともさんに代わってもらった。 駐車場に着くと雪かきをしている職員だらけだった。 最初はスコップでほじくって、押したりしていたがらちがあかず。 駐車場の止めた場所から進む事のできない車両を牽引ロープで僕の車につなげて引っ張り出すことにした。 雪がこんなに積もるなんて普通思わないから、みんな車高の低いカッコいい車に乗っている。 エアロパーツが雪にひっかかるひっかかる。 もう歩いて帰った方が早いかも。 いろんな職員の車を引っ張り出して、送りだすと、なんと先に帰ったと思った彼女はまだ駐車場内で雪かきをしていた。 しかも、車のボディに乗った雪を降ろす雪かきスティックで! スコップ持ってないのね。 彼女は「18時までに保育園に行かないといけないんですー。」と言っている。 「でも、クルマが動かなくて。」って。 かわいそうにー、今までがんばっていたのね。 彼女の車から、牽引フックを出してフロントバンパーに装着。 フックを出す時にトランクが散らかってるらしく、開けるのが恥ずかしそうだった。 僕の車に牽引ロープを接続して、引っ張りはじめた。 彼女に「ハンドルを左に切って、優しくアクセルを踏んでください」といった。 引っ張り出そうとしたら、車体が隣の車にぶつかると思ったらしく、ハンドルを左から右に切ってしまっていた。 車を降りて、彼女に「左にハンドルをきるんですよ?!」と言ったら、彼女は「だって隣の車にぶつかると思ったんだもん」と言ったので、「大丈夫ですよ!」っていうと彼女は「絶対?!」と言う。 「絶対大丈夫」と言ったが、隣の車に寄ってしまったので、引っ張り方を変更することに。 フックを外して僕の車は移動して正面から彼女の車をつないで引っ張ることにした。 うまく引っ張り出して走り出せるところまで引いて、牽引ロープを外し彼女はお礼を言って帰っていった。 保育園に間に合ったかどうかはわからない。 「18時に間に合うといいですね」って声をかけると、「たぶん間に合います!」って言ってたから大丈夫だろう。 その後もスタックした職員をたくさん助け1日を終えて家に帰った。 雪かきで筋肉痛になりそう。
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