就職

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32歳の時の9月中旬 縁があって、僕は老人介護施設の職員になった。 バイトとして。 デイサービスのある施設なので、朝と夕方に利用者の送迎がある。 運転手と設備管理と事務の手伝いが僕の仕事。 介護施設は、女性職員がすごく多い。 男性職員は数えるくらいしかいない。 看護師や介護士180人ぐらいの職員がいる。 利用者は施設に入所している人が200人ぐらいで後は80人ぐらいがデイサービス等の利用者で大人数が入る施設だ。 設備管理は僕1人で、このでかい建物を1人でなんでもやらないといけない。 事務課の中には女性が4人、男性が3人いる。男性は事務長「O谷さん」と運転手のおじさん「親分こと大島さん」と僕「なおこと東條」。 女性は課長「よっしー課長」と契約社員が2人「下谷ともさん」「竹田みさきさん」と居宅施設の管理者「池さん」の4人。 まだまだ暑い夏に、そんな事務課に就職して働くことになった。
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