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「じゃあ、俺と翔平はその雑魚を片付けてたらいいのか?」
あ、兄貴。
大国さんに一応敬語……な分けないか。
「そうだ」
気にしてないし……
「石長と純平は、石長と回ってくれ。翔平と迦具土は祖父母殿の護衛!と言っても、わざわざ見回ってますって感じだと警戒されるから、普通に楽しんでくれていい」
どっちだよ!
そう思いつつも何だか言いにくそうに言葉を濁すのであんまり聞かない方がいいのかもしれない。
「大国様、やっぱり俺は別行動でもいいと思うんですけど」
「昼はいいが、夜はダメだ。もしもの時は俺の屋敷に連れてこれるのはお前だけだからな」
「兄貴は?」
「石長が連れてこれるから心配ない」
「大国さんの屋敷に行くってことがやばいこと起こりそうで怖いんですけど」
「え?え?いや?なんにも起こらん……筈だ!」
その言い方がとても怪しすぎるんですけど……
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