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出会いは突然だった。朝なんだか頭部にのしかかるものがあった。
「ふごっ、ふごっ」息ができない。
「ふごごごご」頭にのしかかるものを掴んだ。近すぎてきづかなかったが誰かの尻だった。
「☆@@@☆@~」
訳が、わからない言葉を話しながら、銀色のボブのエキセントリックな格好をした美少女が跨った僕の頭から飛び離れた。
「だ、だれ?」
「@@@☆@@@」
「外国の子?」姿形は日本人風だけど、髪型や格好が独特過ぎて違う文化の子にみえた。さすが、グローバル社会、まぁ、こんな子がいても不思議ではない。が、しかし、なぜ朝っぱらから僕の頭の上にいたのだろうか?謎は深まる。
「@!!!」となんだか閃いたように彼女は耳のイヤホンを触り、口元に小型マイクをつけて話し始めた。
「あ、あー、んー、これでいいでござるか?ワシはスバル2050年から参ったでござる。」
おっと、見かけによらず古風でワイルドな話し方…
「あるお方にお仕えしておる。そなたは源義経じゃな?」
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