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最初になった時とガマンの限界の話
私はパニック障害です。
原因は不明です。
はじめて発作が起きたのは、
大学の授業中でした。
私はいつものように眠くなりながら
聞いていたはずだったんですが、
授業が終わる直前、急に胸が痛くなり、
苦しくなり授業が終わると
誰よりも先に教室を出て大学を出ました。
大学の授業のあとは、
バイトが入っていたためそちらまで向かっても
まだ、胸の痛みは続きます。
「あ、死ぬのこれ」
そう思った私は、バイト先に欠勤の電話をかけて
夜間救急の扉をバンバンバンバン
叩いて中に入れてもらいました。
この書類がどーの、住所を書いてだの
やってる間にも辛くなっていき
真っ暗な受付の中で
「ヤバいんです!助けてください!!」
と出せる限りの声を出してしまってた。
聴診器、レントゲン、
何も悪いところは見つからない。
とりあえず何かの点滴を打って1時間寝ました。
この日以降、私はパニック発作と
一緒に生きてます。
自分でも慣れなさいよと思うんですが
毎回毎回、新鮮な気持ちで
「死んでしまう。怖い」
と思ってしまうんです。
本当は、舞台も映画観るのも
心臓がドキドキして怖いです。
だから、手元に薬を持って見ています。
自分が出演する舞台中は
必ず本番前に薬を飲みますが
たまに公演中に意識が遠のく感じがした後
「なんで私はここにいるんだろう」
「このまま倒れたらどうしよう」
ばかり考えてる公演が、
期間中、一公演はあります。
それでも舞台が好きだったので
出続けていたんですが、そろそろ
本当に辛くなってきました。
「作品がないと生きていけないから
きっと稼げなくたってやるだろう」
この気持ちをずっと持ってたんですが
発症してから5年ちょっと
少し我慢の限界というか、
パニックとお芝居と人生が上手く
回る道を探さないと行けないと思ってます。
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