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___バタンッ...!___
「わっ!」
ある晴れた日のこと
屋上のドアが急に開き私は飛び起きた。
「は?何でそんなビビるんだよ笑
あ、まさか寝てた感じか」
彼にズバリと当てられ私は少し崩れた髪を直す。
今日は1限の数学だけサボろうとしていたのに
気づいたらベンチで寝ていたのだ。
時計を確認すると
ちょうど2限目が始まっている時間。
「つーか1限目くらい出ろよ授業」
そう笑っていつものように私の隣へ座り
手に待っていた紙パックのジュースを飲む彼。
「だって数学だったし。
でもちゃんと2限目は出ようとしてましたーっ」
べーっと舌を出す。
すると彼は私にデコピンをした。
「バーカ、結局出てねぇくせに」
彼が笑ってくれるのが嬉しかった。
こうして笑い合えるなら
2限目もサボって正解だったかも。
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