140人が本棚に入れています
本棚に追加
「……フン」
狼煙間は納得がいかなそうに鼻を鳴らし、矢木の上から退いた。
「だったら、適当になんか持って来るからよ」
「あ、あぁ……」
部屋から出て行った狼煙間の背を見つめ、矢木は胸を撫で下ろした。5分もしないうちに、狼煙間は食用の油を持って戻ってくる。
「これしかなかった」
狼煙間は、油を手に出して、矢木の上に馬乗りになった。
「で、どうやる」
「うぅ……」
自分で説明すんのかよ、と矢木は思ったが、口には出さなかった。
「たぶん……普通に尻に指とか入れんじゃね……?」
「分かった」
狼煙間は、ためらいもなく手を伸ばし、矢木のアナルに指を宛がった。
「おい、足広げろ」
狼煙間は、やりにくいと思ったのか、油まみれの手で矢木の足をつかみ、股を開かせる。
「っ……!」
矢木は赤ん坊のように股を開かされた格好が恥ずかしくて、羞恥に目を瞑り、顔を腕で覆った。狼煙間の指が、ゆっくりと矢木のアナルに入り込んでくる。ズブズブとアナルを押し広げられて、矢木はたまらず浅く喘いだ。
最初のコメントを投稿しよう!