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「やっぱり、この街は魅力にあふれているよ」 僕のお尻がふわりと浮く、油断禁物だったか。後悔は決して先に立たず空へ浮かされる中、次はどこへ行くのだろうと思いつつ、彼女に声をかける。 「またね、僕は行くよ」 冷たい風が僕を抱きこめる。びゅんびゅんと耳元で鳴る音に、彼女の声が微かに混じっていた。 「本当に変なひと、宇宙人みたい」
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