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来たときの逆順で出口に向かうと、
支配人の中田がいた。
俺に気がつき軽く頭を下げる。
「おや、
もうお帰りになられるのですか?」
「あぁ、
女神には出会えたが俺にそれを掴む権利はなかったようだ」
俺の言葉に疑問を感じたのか不思議そうな顔をしていたが、
俺はそれを気にすることなく脇を通り過ぎ表へと出た。
……さて、
と……
次の手段を考えるとするか。
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