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みかはみるみる元気になっていった。
リハビリ中はとおるが付き添った。
「みかちゃん。頑張って!ここまで歩いてこれるよ。」
とおるはみかを励ました。
みかは必死に歩いている。
「キャッ!」
みかが転びそうになり
とおるがすかさずみかの体を支えた。
「大丈夫?」
「うん。ありがとう。」
「俺さ………。ずっと言いたかった事があるんだ。」
「何?」
「俺。みかちゃんが好きだ。」
顔を赤くして言う、とおるをみて、
「クスクス。」
とみかは笑った。
「どうして笑うんだよ。人が真面目に……。」
とおるが言った瞬間。
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