第一章(過去にイラストにつけさせて頂いたSS)

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 あんたが屑野郎だってことは誰よりよく知っている  「早くしろよ、時間がねえんだわ」  誰のところに行くんだよとは聞けない惚れた弱み  「おまえ人のもん咥えて、一生懸命かわいいな」  見栄も自尊心も全て捨てた  「おまえは俺のものだろう、啼かせていいのは俺だけだ」  そんなあんたの言葉にすがって生きている
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