第一章(過去にイラストにつけさせて頂いたSS)

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第一章(過去にイラストにつけさせて頂いたSS)

 「こんな小さな島で生きるのか  俺の手を取れ  面白いものを見せてやる」  連れ出されたあの日から  大海原を寝床にして  星の毛布で眠る日々  ダマスク織の服  ダイヤの腕輪  贅を尽くしたその先に  見つけた本当の宝物  それは小さな島に居た  子供のころの君だった  もう一度あのときの君を取り戻す  そのための旅がこれから始まる  
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