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もうお互い慣れてきた口の中まで犯すキスをしながら、シャツのボタンをぎこちない手つきで1つずつ外される。 シャツがはだけるにつれ、古徳の唇は首や鎖骨に移動して、遂には胸の突起にまで達した。 古徳と出会うまでは気にも留めなかったその突起は、キスの際に弄られてきたことで、今では触れられるだけで快楽を得る部分になっている。 そんな敏感な突起を口で刺激され、俺の身体は過敏に反応してしまったのだ。 「…ぁあっ」 上擦った甘い声とともに身体がビクンと反応し、膝を立てていた左足が大きく上方に動く。 「ああ″うっ!」 すると聞こえてきたのはうめき声。 動いた左足は古徳の両足の間にあったもので、運悪く股間にクリティカルヒットしたのだ。 予想外の攻撃に古徳は股間を押さえて痛みに耐えるしかない。 不可抗力とはいえ、完全にやらかしてしまった。 結構な勢いで蹴り上げてしまったため、相当な痛みだと想像できる。 綺麗だなんだと言われる顔をしているが、俺だって付くものは付いている男だ。 痛みは想像できる。
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