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彼は私が気持ち悪くて言えないと思っていることだってサラリと言ってしまうんだ。
実際口に出して伝えてくれる言葉達は、全然気持ち悪くなんてなくて。
彼の言葉はくすぐったくて、
「…因みに、唇の意味は?」
「ストレートな愛情。欲しい?」
「うん。欲し、い」
「やっと素直になったか」
彼の触れた場所は…とてつもなく温かい。
キスの日にするキスって、なんだか特別な気がして幸せかも。
ソッと目を閉じながらそんな乙女みたいなことを考えている今の私は間違いなくバカだけど。
今は彼に溺れてるこんな自分が…少しだけ好きなんだ。
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