after short story 1

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彼はいつだってストレートだ。 私は未だに…こういう不意打ちに慣れない。 一瞬で顔に熱が集まった私に、彼はしてやったりと言った笑みを浮かべた。 「あ、白猫のくせに赤くなった」 「…煩いな。コーヒーが熱かっただけだし」 「ふーん…可愛い奴」 「だから煩い」 相変わらず可愛くない私。 だけど、その手にはしっかりと黒猫のマグカップを握ってる。 並んだマグカップ、絶えない笑顔。 いつも通りの幸せな、朝の光景。
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