after short story 5(律side)

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近々、なんて言ったって俺はいつでも暇だから準備が整った2日後にはRoadwayに足を運んでいた。 鏡越しに見えるのは俺に指名されたおねーさん。 ため息ついて、すっごく嫌そうな顔してる。 ムスッとしちゃって。接客業は笑顔が命なのにね。 「…いらっしゃいませ」 「いらっしゃいました」 「適当に揃えるだけでいいでしょ?」 「勝手に決めないでよ。そんなに早く帰ってほしいわけ?」 「……」 答えないあたり図星らしい。 一応家族なのに酷いよね。そこまで毛嫌いしなくてもいいのに。 少しでも長く居座るために色々と注文を付けると、おねーさんは黙々と俺の髪をカットし始めた。もちろん会話なんてない。 無愛想なおねーさんのことだからこうなる気はしてたけどね。ま、気にせず俺は攻撃を開始することにしよう。
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