after short story 5(律side)

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俺の性格を良く知ってるおねーさんは、用件を言うまで俺が引き下がらないと察したようで無言でスリッパを出してくれた。 遠慮なく上がらせてもらうことにする。 「はい、これ。美味しいシャンパン持ってきたよ。パーティーのときにでも飲んで」 「……」 「準備は捗ってる?何か手伝おうか」 「…パーティーなんてしない。面倒くさいから」 「えっ、しないの?チキンは?ケーキは?」 「だからないってば。今夜は肉じゃがと魚とお浸しにするって決めてるし」 「わお、めちゃくちゃ和食…」 複雑を通り越して予想外の展開キタ。 肉じゃがと魚とお浸しも美味しいけど、クリスマスムードゼロのまま兄サンタが登場するの? 一体どのタイミングで?うわ、どうしよう。 これは…大滑りする予感。
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