after short story 5(律side)

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俺は基本的に平和主義だし無駄な争いは避けたいから、怒っていたとしても笑うことにしてる。 でもやっぱり少し不自然だったようで、おねーさんは怪しむような目を向けた。 「なにその気持ち悪い笑顔」 「ヒドイな。誰のせいだと思ってんの?」 別に怒ってないのに無表情なおねーさんと、怒ってるのに笑顔を絶やさない俺。 よく考えたら何この状況…怖い。 おねーさんと俺の相性はとことん悪いみたい。 「ところで晩御飯の準備はもう終わった?」 「今からするつもりだけど」 「じゃあ今日のメニュー変更ね。肉じゃがは明日にして。で、おねーさんは今から俺と大急ぎでパーティーの準備をすること。分かった?」 「は?」 目を丸くするおねーさんをよそに、スーツの上着を脱いでキッチンに向かう。 このままじゃダメだ。なんとかしないと。
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