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第四話 新たなるプロローグ
「なんで友達いるのに死んでるの!?」
その精神的衝撃により今は離ればなれになった友達の着信に気付かなかった。そしてそれが友達からのSOSということも。
◇
RURIN(ルリン)緊急通知前。
香音の通っている高校から100キロ程東に行ったところにある海越町にいるのが私、心芽咲良。
香音たちの友達で私の仕事の都合上で離ればなれになったけど今でも連絡を取り合っている。
私はこの世界で大人気のソロシンガー佐倉こころ。
デビュー僅か3ヶ月で神曲を連発していて、謎のシンガー神崎エルザを勝手にライバル視している。
と、ライブハウスに着いた。
そしてドアを開けようとしたら、
「おはよ!咲良!」
安滝寧々がドアを思いっきり開けた。
安滝寧々は友達で私のプロデューサー兼サポート的なことをしている私と同学年の女の子。
「おはよう。そして、そんなに勢いよく開けたら私の手がヤバくなるからそれやめて。」
「ごめんごめん、悪気はないから許してよ。」
「で、今日は新曲のリハだっけ?」
「そう!学校前にやるって言ってたよね。」
「じゃあそれなら早くしましょ。」
「了解!」
◇
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