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春斗『ちょっと待てテメェら!!!!』
春斗も負けじと入り込もうと試みる。ライバルは多いと分かっていたことだが、これは春斗も想定外。
人の群れに飛び込んでいった。
が、しかし。
ドゴンっ!!!!
春斗『だぁぁぁぁぁぁぁ!!』
人の群れに圧倒され春斗は簡単にぶっ飛ばされてしまった。身長は標準だが痩せ型の春斗は飛ばされるのは容易なものだ。
麻里華『ん~新記録か』
ぶっ飛ばされた春斗の傍らに立つのは樋野 麻里華。春斗とは3歳の頃からの幼馴染。
春斗『なんのなんの~!』
麻里華『ハイハイ!いいから帰るよー』
リベンジを迎える春斗だったが、麻里華はそれを阻止。そして麻里華は春斗の襟元を掴み、教室を出て行った。
麻里華『てかアンタ桜と話したことあるの?』
春斗『ない』
麻里華『ないの!?』
春斗『だって小学から中学までクラス一緒になったことないしよ~』
麻里華『それで今まで片想いしてんの?可愛いとこあるなー』
麻里華は同じクラスになった桜、しかし春斗に関しては今回が初めて。ようやく春斗も土俵に立てたというものだ。
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