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※ファンタジー/スペースオペラ?? 「昔、一日は24時間だったんだって。」 金髪の青年ルカが言うと、窓の外を眺めていた、サトルは振り向きルカをみた。 「ヒトの生体時間は25時間だ。そんなのナンセンスだろう?」 そう返されると、ルカはくすくすと笑った。 「そもそも、出征中は殆ど、人工睡眠機だし、御覧の通り朝も夜も無い。」 「始祖の星に憧れを抱いたところで今更帰れる物でもないだろう。」 そう言って窓を眺める。窓の外は星々の海だ。 二人で、無言のまま窓の外を眺めていると、不意にアラームのようなものが鳴った。 「有能な司令官殿の休憩時間は終わりですか?」 茶化すようにサトルが言う。 「まあ、今回は分が悪すぎるからどうなるか分からないけどね。」 苦笑交じりでルカが答えた。 「その時は、命に代えてもお守りしますよ。」 ちょっとそこまでお使いにとでも言わんばかりの軽さでサトルは言った。 ただ、サトルの紺色の瞳だけは真剣さを残しており、それが嘘でも冗談でもない事を物語っていた。 「329部隊は1400(ひとよんまるまる)まで、待機なんで、もうちょっと寝てますわ。」 手をおざなりに振りながらサトルは言った。     
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