1. コンビニ跡地

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「大丈夫、その時は私がなんとかする」 「そう? んー、近いところに行くにしても往復二十分はかかりそうじゃし」 「……面倒くさい?」 「まあね」  歌恋が苦笑いをしながら聞いてみると、安里もあっさりと頷いた。 「じゃあ、明日は早めにでるからコンビニ寄ってから学校に行こう?」 「えー、どがぁしても行くの?」 「どうしても!」 「うちも?」 「安里ちゃんも」  安里は面倒くさがり、何度も確認するが歌恋は笑って頷くだけだった。
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