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「大丈夫、その時は私がなんとかする」
「そう? んー、近いところに行くにしても往復二十分はかかりそうじゃし」
「……面倒くさい?」
「まあね」
歌恋が苦笑いをしながら聞いてみると、安里もあっさりと頷いた。
「じゃあ、明日は早めにでるからコンビニ寄ってから学校に行こう?」
「えー、どがぁしても行くの?」
「どうしても!」
「うちも?」
「安里ちゃんも」
安里は面倒くさがり、何度も確認するが歌恋は笑って頷くだけだった。
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