「量子のケーキ」

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(コメントのお礼とあとがき)  この度は、拙作に多くのコメントを寄せて頂きありがとうございます。  ケーキは一個であればケーキ、二個、三個・・と切ってもケーキとして食べられますが、何十、何百個と切ってしまえば、それはもうケーキとは呼べないものになってしまいますね。  何よりも嬉しかったのが、皆さまが、それぞれの個別の事象に置き換えて読んで下さったことです。  フォロワーの方の様々なコメントを読みながら考えました。  個数・・そして、それは、家族、友人、又は恋人に置き換えて想像を巡らせてしまいます。  時間も同じくです。  最初、大切で充実した10分という時間が、一時間、そして・・何十時間、いえ、何年も・・となると、また感覚は変わってきますよね。  そして、個数と時間を足したもの・・  例えば、友人と過ごす時間の10分・・そして、複数の友人と遊ぶ一時間・・更に増えていくと、それは最初願ったものとかけ離れてしまいますよね。  もちろん個人差はありますが、人間の願望はどこまでなら良いのでしょうか。  量子は既に気づいたのでしょうか?
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