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少し待ってみたが、やはり彼は下を向いたままで動かなかった。 思わず声をかけようとした時、彼が顔を上げた。 「うーーん、今回は駄目かもね」 そう言うと彼は立ち上がり「失礼します」と言ってすたすたと小屋を出て行ってしまった。 俺は慌てて後を追った。
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