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去り際にいとこを見たが、その顔からはなんの感情も読み取ることが出来なかった。 「おい、どうした?」 前を行く占い師に声をかけたが、何も返ってはこなかった。 二人で車に乗り込み、車が動き出すとようやく彼が口を開いた。 「いましたよ」
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