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第6話 Blowjob
あれから雪那は雪兎を大きめのバスタオルでつつみそれから抱えて二人の寝室へ行き。
ぽすんっと、軽い音を立てて雪兎をいつも二人で眠っている高級そうな柔らかいベッドへと降ろして雪那は雪兎に覆い被さる。
雪兎は視線をうろうろさせて恥ずかしそうにしている。そんな雪兎を見て雪那は頬を紅潮させて声を甘くしながら雪兎を抱きしめる
「雪兎ちゃん、かわいいわぁっ」
「…可愛くない」
ぎゅうぎゅうっと雪那は雪兎を抱きしめる。雪兎はバスタオルを身に付けているが、雪那は何も身に付けておらず白くて柔らかい大きい胸を雪兎のバスタオルに包まれていた胸に上から覆い被さりながら抱きしめているため少しつぶれて、そのバスタオルのふわふわとした感触が擽ったくもなる。
しばらく、雪那が雪兎をだきしめていると雪兎が、雪那の名前を小さく呼んだ。
「……雪那」
「ん?どうしたのかしら?」
「……いや…その…」
「?」
雪那は不思議に思い、抱きしめるのをやめて雪兎から身を起こし雪兎の顔を覗き込んだ。そうすると雪兎の綺麗な顔が耳まで真っ赤になっていて、眼は潤みながら雪那を見て、薄く濡れた唇を開く
「……口でしても、いい?」
「――――え?……………へっ?!」
雪那は何を言われたのか一瞬分からなかった。
そして、目を丸くしながら考える。
雪兎ちゃんが、あの雪兎ちゃんが口でしていいかと言ってきた?。え、これは、あれかな?、夢なのかしら?、嫌でも、夢ならこんな体温を感じることはないし、何より、雪兎ちゃんのこんな可愛い姿が夢なはずなわけがない、もう、私は何を言ってるのかすら分からなくなってきちゃったわ
と、言った事が雪那の頭を過り、雪那は顔を真っ赤にさせて雪兎を見た。雪兎はそんな雪那を不思議そうに見ていて、やっぱり、嫌だったのか?と不安になってきていた。
そんな事を考えていたが、雪那がその真っ赤になった顔をずいっと雪兎に近付けてその紅く色付いた唇を震わせつつ雪兎に言葉を告げる
「ぜ、是非、お願いしますっ!!!」
と、心底嬉しそうな声を出して雪那は言った。
雪兎はそれに対して恥ずかしそうにこくりと頷き雪那に手を伸ばす…
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