第一話 友達をいじめた人を殺した。

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「実はね~、ドクターイエロー見てないんだ一回も。」 「呆れた。小峰崎さんの鉄子たかが知れてるね。とりあえず、芽衣はどうかな?またいじめられてるの?」 「相変わらず。」 「いじめて何がいいのかしら。芽衣に危険迫ったら私が守んないとね。」 「私も対処しようとしてるけどね~。生徒会の権限使ってね。とにかく中に入りますか。」 「うん、そうだね。」 ◇ その日の放課後。 怯えながら芽衣は体育館裏に強羅依理に呼び出されていた。 「な、何?強羅さん。」 「決まってんだろ!!これだよ。」と言い芽衣を殴った。 「おまえがムカつくから私のサンドバッグにしてやってるんだよ!」 「おまえなんかねぇ~、生きてるべきじゃないんだよ!」 「へぇ~、『生きてるべきじゃない。』ねぇ~。」 こっそり様子見していたが、耐えきれず二人の前に出た。 「菊池さん…。」 「大丈夫。私が芽衣を守るから。」 「強羅さん、それ、そっくりそのまま返してあげるよ。」 「なんだと、てめぇ。テスト学年1位だからって調子乗るなよ!てめぇから相手してやるよ。」 「あははっ♪勝てるわけないのに。」 「このやろぉぉぉぉぉぉ!!!!」 「あははっ♪」 強羅さんからのパンチをかわし続け、そして、 「まぁこんな感じかな。」     
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