第二話 セクハラ先輩が起こした悲劇

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第二話 セクハラ先輩が起こした悲劇

東橋小山高校放課後美術部部室。 「ちょっと、止めてください、何してるんですか毎回、ちょっと、お尻触らないでください。」 今、芽衣が隣の人に聞こえる程度で叫んだ。芽衣は今セクハラされている。この部の部長に。 ◇ 「芽衣、またやられてたよね、まったく部長はいつ覚えるのかな。」 「うん…、やめてほしい…。」 茜と芽衣が話しをしている。 「いやぁ~生徒会でも部長の聞き取りしようにも『サッカー部や、野球部の練習がある。』と言って聞かせてもらえないんだよね。今一番困っているんだよね。」 「あれ?めぐりんには相談しないの?」 「いやぁ~それがさ、『それには力になれない。』の一点張りでさ~、めぐりん応じてくれないわけよ。私だって今生徒会選挙で忙しいのにさ~、めぐりんの神経どうかしてるんじゃないかなと思ってるわけよ。」 「なんで手伝わないのかな…。」 「さぁ~。自分にはさっぱり。」 ◇ その頃めぐりんは先生に呼び出されていた。 「めぐりんに生徒会選挙に立候補してみない?」と先生に訪ねられた。 「どうしてですか?」と先生に聞くと、     
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