プロローグ

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さて、生徒会長が何とかしてくれることになったもののこの学校の生徒会にはもちろんそんな力はなく結果的には俺が再び生徒会室を訪れることになったことは言うまでもない。 しかし、一つ問題が発生した。それは、何が何でも男装女装喫茶を開きたい陽キャの策略?謀略?によるものかクラスのアイドル的存在、宮村遥を俺とともに生徒会室に送り込むという事だ。 俺としては別に問題はないのだが・・・生徒会長がどうなるかがわからない。 そんなことを考えている間に生徒会室についてしまった。  コンコン「失礼します1年1組の宮村です。文化祭の企画について再検討をしていただきたく来ました。」 すると、なんかチャラい(といっても金髪でピアスをしているだけなのだが)人が出てきた。 「君たちも企画の再検討かい?また後で来てくれないかな?今うちのバカ考えすぎて知恵熱だしてふらふらしてるから。ごめんね。」 なるほど人は見かけによらないな。 チャラチャラしていてもうちのクラスの連中とは違い相手のことをしっかりと考えている 。 うちの連中に関しては、まず俺がみんなのために時間を費やすのが当たり前であり、費やさないことがおかしいとしている。
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