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その頃の海斗の親友
「あ~暇だ」俺らは海斗のダチのはずだ。
類は友を呼ぶということわざもあるくらいだ、俺らは少しは似ているだろう。だが、あいつはクラスのアイドルに気にされているが俺らは女子にすら気にされない。
この差は何だろう。
「太一~帰ろうぜ!」いつも通りモテない毎日。悲しくなるぜ。
綺麗な夕日がなぜか滲んで見えた。
「帰るけど、ゲーセン行こうぜ!」今はこのままでいいこれが俺の青春の一ページとなるのだから。
失恋もしていないのにこんなことを考えていることが悲しくて泣いたんだよな・・・。
「バカみてー」俺の独り言はこの地球上を回り続けるだろう。
なにこれハズカシイ。
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