捕まったボッチ 女子に弱いのを直す2

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宮村さんを迎えに来てもらってから俺は急いで課題をこなしていた。 一応は進学校だからそれ相応の課題量で毎日提出が義務とされているため俺のようなか弱い生徒はボロボロになる。 まあ、溜めなければいいんだけれども・・・。 毎日疲れている体に鞭を打って文化祭の企画決めやらなんやらをやっているのに誰もねぎらいの言葉をかけてくれない。 まあいいや。今は課題に集中しよう。そう決意したというのに、「ブーブー」 誰かからラインが送られてきたよ。僕友達全然いないから分かんない。 だーれ遥って?僕バカだから分かんない。そんな人いたっけ・・・? 俺はもうライン追加した記憶がないのに何で送られてくるのかが分からずパニックに陥っていた。 まあ妹に謀られていたわけなのだが。 宮村さんからの突然のラインにおびえていた勇者海斗はゆっくりとスマホの画面を開こうとしている。  「はよしろし」
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