CSレイディオ

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CSレイディオ

湖宵「やあ、諸君。皆お待ちかねの『CSレイディオ』の時間だ!MCを務めるのはこの私、神をも見とれさせる美貌の持ち主、蓮裳院湖宵だよ。そして今日は私とこの番組を盛り上げてくれる愉快な仲間達が来ている。さあ、自己紹介を…」 六玄「ちょっと待て!」 湖宵「おや、どうしたのかね?ゲストCくん。」 六玄「何故オレ様が貴様の引き立て役みたいになってるんだっ!どう考えてもおかしいだろっ!!あとゲストCとは何だ!Cと言うことはこの連中より下位置ということではないかっ!!!貴様つくづくオレのことを馬鹿にしているなっ!」 湖宵「何を言っているのだね?引き立て役というのは主演よりもとても大事な役割を持っているのだよ。まずその引き立て役が機能しなければ主演がどんな演技をしても…」 冬真「はいはい、ストップ!!!」(はぁ、思ってた通りの展開…) くくる「ごめんねーみんな!少々お待ちくださーい!」(チッ、手間掛けさせんなよ。ただでさえ面倒な企画だっつのに。) ★ くくる「はーい、気を取り直してみんな大好きな『CSレイディオ』の時間だよー!MCは蓮裳院先生に代わり、ボク諸星くくるがお贈りしま~す!みんな宜しくね♪ではでは素敵なゲストの皆さんを紹介していきます!」(何でオレが…最悪。) くくる「まずはこの方。どんな時も女の子の味方!正義感溢れるイケメン男子、射劔冬真くんです☆」 冬真「おおおっお前、何か気持ち悪りぃぐらい誉めてねぇか?…まあ、いいか。皆さん、こんにちは!射劔冬真です!番組を聞いてくれてるうさぎちゃん達、俺にハート射抜かれる準備出来てる?バキュンッ♪v(*'-^*)^☆」 くくる「わ~カッコいい、今日も決まってるね~! 」(釈使ってんじゃねえよ、チャラ男。) 「お次はこの方。あの有名な獅堂家の息子で、超絶エリートな獅堂六玄くん!」 六玄「…やっとオレ様の出番か。この学園で一番偉い男、獅堂六玄だ。オレがMCでないのが気にくわんが…まぁ宜しく頼む。」 くくる(どんだけ目立ちたいんだよ…) 「最後はこの方!CS学園一美形な音楽教師で、演劇部の顧問をしています!ボクもすっごくお世話になってる蓮裳院湖宵先生です!」 湖宵「…ゴホンッ、諸君待たせたね。改めて蓮裳院湖宵だ。何故MCを下ろされたのか理解に掛けるが、最後まで宜しく頼むよ。」 くくる(イヤ、分かれよ。) 「以上、この4名でお届けしていきま~す♪」
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