経済テロリスト

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 圧縮データ(Gif)画像を投稿する。ダイアモンド、下、下だ。モルダー捜査官が、身分証を提示して聞き込みをしようとしている場面だ。気づかないのか。本人が登場しているぞ。  「どこに送る」  「あなたが私に送ったものは何ですか。私は、これをすべて成功させようとしています。FBIは、弁護士が求めている証明書に、すべてが含まれていることを署名しなければならない。弁護士が銀行に送金を開始する証明書を提出します。それが意味することです」  送った物は、アメリカの俳優「デイヴィッド・ドゥカヴニー」氏のGif画像だ。その人こそが、Xファイルの主人公のモルダー捜査官である。  「知らない。おまえの説明が下手なせいで、理解ができない。必要な書類を弁護士に作成してもらうのだよな」  「ばく大な金額であり、米国では、この種のお金は、このプロセスがあれば大丈夫です。それは弁護士が大丈夫にしていることです。彼はあなたに必要な文書を提供したい」  「おまえ、人の質問に答えろ。銀行はそんな説明が下手な行員に、営業させているのか」  「弁護士はあなたにもっと説明していたはずです。彼がいなくて残念です。証明書が正当な物と、裏付ける必要があります。弁護士が、私たちのために大丈夫にしてくれるだろう。親愛なる友人を信頼する」  「FBIが絡んでいるなら安心だ。幼少のころ、日本に住んでいた知り合いのアメリカ人がFBIに在職しているから、確認してもらえばいいや」  子供のころ、近所にアメリカ人の家族が住んでいた。家族の長男が私と同い年のためよく遊んだ。アメリカに帰国しているが、どこで何をしているのか分からない。  「私は彼と連絡を取ります。支払の詳細を彼に尋ねるので、私たちは彼に手数料を払う。はい、FBIが関与しており、彼らは文書にサインインします」  FBIの名称を出すと、連邦捜査局のお墨付きだと主張する。おまえに味あわせる横浜家系ラーメンはない。代わりに、Xファイル以上の恐怖心を味あわせてやる。
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