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「神が消えた」
その情報は、セカイを灰色に染め上げた。
2×××年、日本。
このセカイの技術は進歩しすぎていた。
人間は科学を盲信し、やがて科学は超能力の域にまで達した。
科学と能力とは相反するのものではない。
科学によって、能力は発現する。
21世紀も半ばを過ぎた頃から、科学食や、科学的発現方のおかげで、続出した能力者達。
最初から、持って生まれるもの。
持たずとも、科学の力を借りて発現するもの。
能力者が通常にいるセカイ。
そんなセカイで、政府は「神」を造り出した。
ーこれは、逃げ延びた神と、堕ちた少年少女達の物語。
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