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翌日、連絡ノートに返信があった。
『初めまして、阿相真伍と申します。』
と書き始めた俺の文章の堅苦しさを鬱陶しく感じたのか、
『敬語は不要。
親戚の娘が時々出入りしますが気にしないように。
出版社の担当の女性もたまに出入りします。
毎週水曜と日曜は休みです。
食事、美味しかったです。』
そう印刷された紙が、ノートに挟まっていた。
仕事のパソコンで書いたのだろうかと思い、心がほっこり暖かくなった気がした。
惣菜は全て平らげてあり、使った食器類は洗ってあった。
金山三鷹という人物をネットで検索してみたのだが、顔出しはしてないようで年齢と作品名、作品のあらすじ位しか情報が載ってなかった。
食べ物の好き嫌いでも見つけれないかと探したが、雑誌のインタビューも受けてないようで、何も分からなかった。
なので俺は50歳位の中年男性の好みそうな食事を用意する事しか出来なかった。
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