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攻撃は既に完了していた。
拙者の神速の居合い斬りは凄まじく、
拙者自身も果たして斬ったのか、外しておったのか忘れてしまう。
否、
嘘だ。
ちょっと格好付けてみたかった。
そんな所だ。
「また詰まらぬ物を斬ってしまった。」
丐弉嵳例足だった物はバラバラに崩れ落ちる。
後処理のしやすい様に細切れにしてやったわ。
「恐ろしいな!
どんなに威力が高い魔法も我々は無力化出来るが、目に見えない物理攻撃が一番強いんじゃないかと言う気がして来たぞ。
これはもう、剣術最強説!?」
「御託は良い、飴野茉穂を解放しろ。
奴は無事か??」
「ほほぅ。意外や意外!研究資料には目もくれず、
目的は研究材料の方だとは。」
「黙れ、何処だと訊いている!」
「彼はそう、男の子だったよ!」
「だった…??
貴様…!!」
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