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「ねえ宇宙人っていると思う?」
「いないね」
「いるわけない」
「そもそもそんな話が不愉快だ」
僕はみんなに否定されてムキになった。
「何でだよ宇宙人はいるかもしれないだろ!宇宙人はいないって証明した奴がいるのかよ!そもそも宇宙人を見たって奴もいっぱいいるんだぞ!それに…」
騒ぎ立てる僕をクラスメートのひとりが教室の隅に引っ張っていく。
「君は地球人だから知らないだろうけど、宇宙人というフレーズは差別語だからね『宇宙人』という存在はこの宇宙には存在しないよ。」
彼はそれだけいうとさっさと席についた。
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