1479人が本棚に入れています
本棚に追加
/309ページ
「んん、ひぅ……ッわかん、な……ぁ……ッふ、ぅ……」
「……っしっかり……馴らしておかないとね」
レオンハルトの問いに答えられる余裕も無い。
時折蜜口の上の硬くなった粒も指先で優しく転がされると、痺れるような快感が走る。美月は息も絶え絶えに、ただこくこくとただ頷くことしか出来ない。彼が喋る度、そこに息が吹きかかり、それにすらも感じてしまう。
内部を彼の舌でぴちゃぴちゃと抉られながら、くりんとしてきた粒を親指でこりこりと引っ掻かれると、美月は耐えられずについに甲高い声をあげ――果てた。
「あ、ンあぁぁッ――……っ!!」
ビクビクと身体が打ち揚げられた魚のようにヒクつく。
レオンハルトから次々と与えられる経験したことの無い過ぎた快楽に、だらだらと涎を垂らし、蜜口がヒクつくいていた。
「……美月、可愛い……」
口元についた美月の蜜を拭い、レオンハルトはうっとりと満足そうに、それから舌舐めずりをする空腹の獣のような欲情の篭った目で彼女を見ていた。
完全にキャパシティオーバーの出来事に、はぁはぁと、全力で走った後みたいに激しく呼吸しながら、美月はただぼんやりと霞む頭でそんなレオンハルトの姿を見つめることしか出来ない。
最初のコメントを投稿しよう!