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「私もよ。」 彼女は見えない目を俺に向けながら、柔らかく可愛らしい笑顔を向ける。 その笑顔を守りたい。 と自分勝手な決心する。 俺なんかにそんな資格がないのはわかってる。 だって俺は… 貴女がいつか話してくれた 【ある殺人事件】の犯人なのだから。 10年前、俺は金に困り、強盗に入った豪邸で【ある殺人事件】を起こしてしまう。
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