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2 魔神世界の長老
気がつき目を開けると、紅々李が少し驚いたような顔をして頬を赤らめていた。
周りには Lip Magic Generations の仲間がいた。
「チッ」と舌打ちのような音が聞こえる。
私はフワフワの綿の上に寝せられていた。
「オッ。気がついたか。 ショウ(念波)」
と言ってきたのは、奥からやってきたエルフの長老だ。
魔神世界らしく、魔法使いのような深緑の被り物をしている。
「ワシが分かるか?(念波)」
被り物をとってそのエルフは顔を見せた。
・・・「すみません。分かりません」
会ったことあったかな?
「ワシも分からん。アハハハハ(念波)」
「お前がこの世界にいたのは、5000年も前のことじゃからのう。
この世界樹が教えてくれたわ。お主とは相当仲が良かったらしいぞ(念波)」
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