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女教師改め、サリアは教壇に上がった。
「自己紹介も済んだし、今日やることを説明する。お前たちにはテストを受けてもらう。個人に合った銃を作るためだ。テスト内容は、身体能力と実際にどのくらい銃を扱えるかだ。何か質問は?」
サリアが数秒待つ。
アルムが手を挙げた。
「どうした?遅刻野郎」
(もしかして、毎回こんな風に罵倒されるのか?)
そんな心配をしながらも、ちょっとした疑問を投げかける。
「なぜ、一つ一つ違う銃が生産できるのですか?多くの資源と高い技術がなければできないはずです」
サリアは嘲笑うように言った。
「そりゃ、ナーガルに多くの資源と高い技術力があるからだろう?」
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