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しかし、その噂もすぐに立ち消えになった。
ナーガルは国を取ろうとしなかった。
戦う理由といったら、自国を守るくらいだ。
国は優秀な子供を育てていかなければすぐに滅びてしまう。教育の質と、国の力は比例関係となっている。
だから、ナーガル国では、学力と銃を扱う力をつける学校が設けられていた。
それが、ガルシア学園。
ナーガルに住む人は、必ず16歳から20歳までの5年間この学園に通う。
義務教育というものだ。
この物語はこの学園に入ることになったアルムという少年が主人公である。
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