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「くう???! やっぱ、天国地獄行きを決めるの、なかなかしんどいな?」
アイが腕を伸ばしながら、ため息まじりにそうこぼした。
「納得のいく地獄行きは、難しいですからね」
「死んだ人間を決めるならまだしも、お祈りしてきた人も幸を与えるか罰を与えるか、決めるんだもんね?。あー、新年こないで欲しい」
「おいアイ、この会議は神聖なるものであってだな」
「あーはいはい、マナブっちのそういう説教はいらんでござる」
「まあ、今日は解散ってことで、いいっすかね」
シキはそう言って立ち上がると、他の人たちも次々と立ち上がった。
「じゃあ、次の神様会議で」
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