短歌を楽しもう

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「先生 お題は ? 」 「そうね、梅雨入りしたから 雨の日にしょう」 「は~い 初め~」 窓越しに傘の波をみながら 時計に目をやる。 「は~い、やめ 各自 持って 来て下さーい 」 プライバシー尊重のつもり。 おっ これは 駆けて行く 君 追いかけて 傘をさす 雨 やむなよと ドキドキの胸 ふ~ん えっ なになに? 紫陽花に降り続く雨 珠になり 傘さしかける君を映しぬ いいな、いいな おやっ 前を行く相合い傘の あの二人 俺までドキドキ足もつれるぜ うんうん わかる~ でも、こんなのも あめ あめ ふれ ふれ かあさんが じゃのめで おむかえ うれしいな… 終わり
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