【夜】から始まる物語

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「私、【鬼】嫁だった?」 「ん?」 「いや……あなたにとっての私ってどんなんだったか気になっただけ」 彼女の表情はまだ柔らかで、今度は俺が頬を掻いた。 「いや……お前はいつも優しかった。【鬼】は俺だよ」 別れた原因について考えてみる。 あと1分半しかないのに。
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