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嘘でしょ、、、なんで、こんなとこにいるの?
こんにちはー、と爽やかに彼氏に挨拶をして、当たり前のように私の隣に座る。
『鏑木先生、、、珍しいですね、こんなところにいるの、、、』
両隣の人に動揺を悟られないように、いたって冷静に問いかける。
<鏑木、先生…? 何学部の先生なんですか?>
あ、彼氏が食いついちゃった。。
「あー、違う違う、俺ね、ここの大学院通ってて、△△教授の研究室で助手やってんの」
<え、、じゃあ、なんで凪、今、先生って、、?>
ああ、、、しまった。。
「あぁ、、、俺ね、凪子の高校時代の先生だったの。そんで、偶然この前△△教授のゼミで会って、驚いたんだよなー」
と、私の顔をニヤリと覗き 込みながら、私の右手をこっそりと握った。
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