第一章

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【結】 あれから数日後、僕は平穏な日常が戻った。 あの時不良達には、すぎのこの村に対する思いを存分に語ると彼等は理解してくれたようだった。 ……いや、一つだけ変わった事が有った。 それは…… 「お頭!キノコの里、たけのこの山、すぎのこの村を買って来ました! どれを召し上がりますか!」 「いつもありがとう」 僕はニッコリ笑ってお礼を言うと、差し出されたお菓子を見て、すぎのこの村を取った。 そう……あれ以来、不良達は僕の事を『お頭』と呼び、毎日のようにお菓子を持ってきてくれるようになった。 自分の気持ちを相手に話すのは大事なのだなと思った出来事だった。 END
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